西宮北口 テニス肘の治療 - 活源堂~にしのみや骨盤整体院

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西宮北口 テニス肘の治療

2018年01月26日

早めの対処が肝要なテニス肘

初心者や中年以降のテニス愛好家に生じやすいことから、俗称としてテニス肘と呼ばれていますが、正式には上腕骨外側上顆炎と言います。
しかし実際には、テニスが原因での発症率は約1割程度で、重量物運搬などが原因の人が4割近くを占めていますし、手を使う仕事の多い方やパソコン操作をよくする人にもみられます。
また、成長期の子供や激しい運動をしている若者にも起こりますが、中高年の主婦にやや多く見られるというデータがあります。
一度発症してしまうとなかなか治らなくて、長い間悩まされ続ける方も少なくないので、治療法や予防法を知っておくことも大切です。

発症する原因ですが、一般的には年齢と共に肘の腱が痛んで起こると言われていますが、根本は肘に負担のかかる動作を繰り返すことで肘の腱にストレスが溜まることです。
テニスなどのスポーツやオフィス業務などで小さな断裂が生じて、それを修復しようとしている時に使い続けると、骨に対して筋肉や腱が引っ張られてストレスが繰り返されます。
その結果、腱の微小な断裂の修復が追いつかずに隙間ができたり、石灰が溜まったりして正常な腱の組織とは異なる状態になってしまうのが原因です。

テニス肘の治療は、まずは保存療法を行いますが、治療効果が認められない場合は手術療法を行うことがあります。
保存療法としては、スポーツや手首・指・肘をよく使う作業を控えて安静を心がけて、症状が軽快してきたらストレッチから開始します。
それから湿布や内服薬を治療として用いることがありますが、痛み始めや熱っぽい場合には患部を冷やすと良いですが、時間が経った痛みに関しては温めた方が痛みは緩和する場合もあるので注意が必要です。
また痛みが強い場合には、肘の患部に局所麻酔薬とステロイドの注射をすることもありますが、腱組織を弱くしてしまうこともあるので頻繁に注射することはできません。
テニス肘用のバンドを装着したり、手関節を背屈位にする装具やテーピングで手関節固定したりして安静を保持するのも治療法としてあります。
これらの保存療法を約6ヶ月間実施しても効果が認められない場合には、筋膜切開術・肘関節鏡手術などの手術療法を行うことが検討されます。
手術をしてもギプスなどはしませんし、手術翌日から肘関節を動かすことは可能ですが、手術が必要な状態になる前に保存治療で治すことが第一です。

先にも触れましたがテニス肘は、一度発症してしまうと完治するまでの治療に長い時間を要しますし、再発率も比較的高いです。
その為、発症しないように予防することが何よりも大切で、肘周辺の筋肉を強化する、運動前にはしっかりとストレッチやウォーミングアップをすることが大切です。
また、サポーターやテーピングを使用する、運動後は肘関節を十分に冷やしてクーリングダウンをするといったことも予防法として大切なことです。
それから、なりやすい人は普段からの予防に努めると共に、もしかしたらと何らかの症状を感じたら悪化する前にしっかりと保存治療を行うことが大事です。

西宮北口 テニス肘の治療なら、「活源堂~にしのみや骨盤整体院」にお任せください。



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