西宮北口 開張足を引き起こした
2018-02-28
開帳足は様々な足の障害を引き起こしてしまう
一般的に足に発生するトラブルというと外反母趾や偏平足などを、第一番に連想する人が多いでしょうが、実は日本人の足のトラブルの中で最も多くみられて国民病ともいえるのが開張足なのです。
人間の足の裏にはアーチと呼ばれるものがあって、内側・外側の縦アーチと横アーチの3つから構成されていて、 縦の内側のアーチは土踏まずとして良く知られている部分です。
足のトラブルの中で最も多くみられる開張足というのは、3つあるアーチのうちで足の横アーチが低下したものを言います。
ただ、足のアーチ構造はバネのように機能して体にかかる衝撃を分散吸収するもので、3つのアーチ構造がそれぞれを支えあうように複雑に関連しています。
そのため横アーチの低下はそれだけではなくて、他の2つの縦アーチと一緒に低下するもので、縦アーチの低下となる偏平足も誘発して起こる可能性があるのです。
そして、これにより足のアーチは少しずつ崩壊して足全体が扇状に広がってしまうのです。
発生してしまう原因として考えられることは、先天的な関節や靭帯などの結合組織の遺伝的な問題に加えて、肥満・運動不足・長時間の立ち仕事・急激な運動による足への大きな負荷があります。
また、誤った靴選びによる負荷で足の関節や靭帯が弱化して、横アーチを支える筋肉の緊張が衰えることも原因として考えられる要素です。
症状が進行してしまうと横のアーチの崩れで偏平足を誘発するだけでなくて、それ以外にも様々な足の障害を引き起こしてしまいます。
具体的には、足の指のつけ根の第二と第三中足骨骨頭底部に対する荷重が神経を圧迫してしまいますし、足底にタコや魚の目が発生しやすくなります。
また、中足骨骨頭痛・モルトン・外反母趾・内反小趾・ハンマートゥなどといった症状を引き起こす原因になる可能性もあります。
それから非常に稀なことですが単独で発生した場合には、足囲に対して足幅の数値が大きくなるというバランスの崩れを生じます。
開張足を引き起こした足に対しての靴による対処としては、ペロッティと呼ばれる中足骨パットなどを用いて、低下したアーチをサポートする中敷きを設置することがあります。
フットプリントによって足の圧を足底して、足の付け根の関節の後方にアーチサポートを置くことによりアーチの落ち込みを支えることができるのです。
ただし、このアーチサポートは人によって足のサイズや状態で違ってくるので、靴を選ぶ時には甲の部分でしっかりと抑えて足の指先に十分なゆとりのある靴を選択するのが良いと言われています。
逆に抑えがなくてバタパタとしてしまうような大き目の靴や、窮屈すぎる靴はどちらも症状を悪化させるだけではなくて、他の変形も招いてしまう可能性があります。
ですから、靴の知識を持った専門家と共に正しい靴選びを行うことが大切です。
また拇趾球ローリング・バタフライロール・ヒールローリングなどの規制靴の整形外科的補正をすることでより効果的に状態を楽にします。
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