産後のめまいとその他の原因について
2015-04-27
産後、突然めまいに襲われ、車を運転することができない、仕事に集中できない、家事や育児中もめまいで気分が悪くなる、頭痛や吐き気を伴うといった症状も多く報告されています。
ただ、産後のめまいといっても症状はいろいろとありますので、ここではめまいについて紹介しましょう。
【産後のめまいについて】
産後の体調不良の一つにめまいがあります。
出産の際、大量の出血をともない、体内の血液が大幅に減少することで、体力の消耗等が著しく、回復に時間がかかることがありますが、その際に産後のめまいがひどくなるケースもあります。
ただ、出産が原因の産後のめまいについては、一時的なものですので、基本的で何の問題もなければ、次第に症状は回復します。
しかし、産後のめまいがずっと続くような場合には、以下の原因が考えられますので、速やかに適切な対処が必要です。
【産後のめまいの原因「自律神経失調症」】
出産から数ヶ月、1年経過してもずっとめまいが続くような場合え、そのほかにも頭痛や倦怠感、冷え性や手足のしびれ、気分の落ち込み、耳鳴りや不安感などがある場合には、自律神経失調症になっている可能性があります。
自律神経失調症は、レントゲンや血液検査等でこれといった異常が見つけられないことが多く、数日分の安定剤としばらくの安静をする、だけの対処となるのが一般的です。
しかし、整体では、自律神経の乱れは、骨盤のゆがみが大きく関係していると考えているため、骨盤のゆがみを矯正することで、産後のめまいだけでなく、自律神経失調症によるあらゆる症状改善が期待できます。
【産後のめまいの原因「ストレス」】
産後は、妊娠前の生活とは一変します。
慣れない育児としっかりとしたママにならなければいけないというプレッシャーから過度のストレスを抱える方も多いようです。
極度のストレスは、自律神経のバランスを崩し、その状態でさらに無理をすると交感神経が優位となり血管の収縮が悪くなります。
その結果、産後のめまいとなって症状が現れるようになります。
育児と良きママになるという責任感を持つことはとてもすばらしい事ですが、時には体の緊張をぐっとほぐし、リラックスする時間を設ける事もまたとても重要な要素です。
週に1回くらいは、自分のための時間を設けて、アロマ整体やマッサージで体の緊張を解きほぐしましょう。
整体院がすぐに利用できない場合には、アロマ精油をネットから取り寄せたりし、足湯で体を温めることもお勧めです。
体が温まると、血液の流れがスムーズになり、体の緊張をほぐすことが出来ます。
その他にも適度な運動で汗を流したり、ストレッチを取り入れるだけで、ストレスを解消でき産後のめまい解消に大変有効です。
産後のめまいは何も珍しい事でありません。
ただ、単なるめまいだと判断してはいけません。
その時々で、正しい対処ができるようにしなければ、その後のリスクを高めてしまう事もありますので、産後のめまいを少しでも感じたら、お近くの整体院、もしくは出産でお世話になった産婦人科で相談する事をお勧めします。