西宮北口 不眠症の悩み
2015-10-26
不眠症も実は自律神経失調症の一つの症状と言われています。
副交感神経と交感神経で成り立つ自律神経のバランスが崩れると、どちらか一方が優位に働くようになります。
不眠症は、副交感神経の機能が低下し、交感神経が優位に働いていることが原因となります。
そのため、昼夜の機能が逆転し、本来活発にしなければいけない昼間に「居眠り」をしたり、夜眠らなければならない時間帯に目が覚めてなかなか寝付けない等の問題を抱えるようになるのです。
【不眠症の3つのタイプ】
不眠症といっても、大きく3つに分けて考えられます。
まず、入眠困難の不眠症といって、これは、眠るまでに、時間を必要とする、なかなか眠れない状況を言います。
中途覚醒の不眠症とは、一応眠りにはつくけど、夜中に何度も目が覚めてしまう、という状況を言います。
早朝覚醒の不眠症とは、眠りも早く、夜中に目が覚める事もない、しかし、朝方4時、5時に目が覚めてしまう、十分に眠れない状況を言います。
不眠症という問題を抱えている方の中には、これら1つに該当する不眠症の方、すべての該当する方などさまざまなタイプがありますが、一つでも心当たりがある方は、自律神経のバランスが崩れ、副交感神経の機能が低下していると考えられます。
まずは、自律神経の乱れを整えることが不眠症対策の一番の方法と思われます。
【交感神経の興奮を抑える方法】
自律神経失調症による不眠症の方は、交感神経の機能が活発になりすぎていると考えられます。
原因は、いろいろとありますが、日々の生活習慣に問題がある場合が多い為、以下の事にまずは注意をしましょう。
交感神経が夜になっても興奮した状態になる原因として考えられる一つ目の要因として、昼間に興奮しすぎることがあります。
例えば、仕事をハードにしすぎる、激しい運動をしている、スポーツ観戦で興奮している、ストレスを感じているなどの状況にさらされている方は、心身とも興奮した状態が長く続きます。
この状態では、交感神経を沈めることが難しく、不眠症になる確率が高くなります。
夜になっても胸のざわつきがおさまらない、興奮している、という状況にある方は、一度ゆったりとした日中を過ごし、夜を迎えるようにしてください。
次にコーヒーや紅茶、などカフェインが多く含まれる飲料を好んでいる方は、常に交感神経が優位に働くようになっています。
個人差はありますが、夜眠る前にコーヒーを飲むと目が覚めてしまうというのはカフェインが原因です。
不眠症で悩んでいる方は、お昼以降のカフェインの摂取を控えるようにしましょう。
どうしても夜眠る前に何かを飲みたい、と思うなら温かいヨーグルトなどがオススメです。
最後に、眠る準備をしましょう。
眠る準備とは、布団に入る前の2時間から3時間前の行動が重要な鍵を握ります。
自律神経のバランスが正常に保たれている方の場合、布団に入ってから5分から10分足らずで深い眠りにつくことはできますが、交感神経が優位に立っている方の場合は3時間も4時間も眠れないという苦しい状況があります。
これは、布団に入る前の行動によって改善できます。
例えば、眠る2時間から3時間前には、テレビやスマホ、PCなどを見ない、心を沈め、横になるだけで、眠りやすい状態を作ることができます。
さらに、横になった状態で、腹式呼吸をゆっくりと取り入れるだけで、心身ともリラックスした状態が作れ、自律神経の乱れも整えられるため、自然と眠りやすくなると言われています。
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