西宮北口 産後の肩こり
2016-01-19
産後の肩こりをストレッチなどで緩和する
産後に酷い肩こりに悩まされてしまう方は多く、出産後に起こるトラブルの中でも腰痛と共に最も多く方が経験する症状です。
その大きな原因として考えられることは、骨盤の歪みからくる骨格のずれと言われています。
女性ホルモンや出産後の子育てなどの影響から骨盤が歪んでしまいますし、体の土台となる骨盤が歪んでしまうと骨格にも影響してずれが生じてしまいます。
そのような状態で無理に体勢を整えようと体が作用するので、妊娠前は正常であった肩に痛みが発生してしまいますし、骨格のずれで姿勢が悪い状態で体重を支えようすることで腰痛や背中にも痛みが起こります。
また、そのような痛みが発生している状態を我慢していると、さらに体は歪んでしまって血液やリンパの流れが悪くなります。
重い頭を支える重要な部分の肩の血液やリンパの流れが滞れば肩周辺の筋肉がこり固まってしまうことになります。
それから赤ちゃんの授乳やおむつ替えなど、通常ではしない体勢をしたり、赤ちゃんの上げ下ろしをしたり、赤ちゃん抱っこするなど、赤ちゃんのお世話は肩や腰に大きな負担を与えてしまいます。
そのようなことで肩の筋肉に疲労が蓄積されて血行が悪くなることも原因として考えられます。
しかし、産後の肩こりがあるからといって赤ちゃんのお世話を辞めるわけにもいきません。
ただ、そのまま我慢して放置していると症状が悪化してだるさ・気持ち悪さを助長させますし、頭痛やめまいなどその他の症状を引き起こして日常生活に支障が出ることもあります。
しかし、赤ちゃんのお世話をしながらも症状を和らげることは可能です。
その為には、赤ちゃんの抱っこは肩の力を抜いて胸の位置というのを心がけることです。
赤ちゃんを抱っこをする時に背中を丸めるようにしている方が多いでしょうが、その姿勢が一番よくないのです。
抱っこの時背筋を伸ばして胸の高い位置にして、首や肩の力を抜いて肩を左右に開くようにすることがポイントです。
同様に授乳時の姿勢にも注意が必要で、背中を丸めて授乳することがないように授乳クッションで充分な高さになるよう調整するように心がけることです。
多少面倒に感じかも知れませんが、抱っこや授乳の姿勢を改善するだけでも肩にかかる負担が軽減して楽になるのです。
それから症状を緩和するためには、一にも二にも体を動かして血流を改善することです。
ただ、赤ちゃんのお世話をしているお母さんに運動をと言っても難しいことなので、少しの空いた時間にストレッチをすることです。
細目にストレッチをすることによって筋肉が緊張しにくくなりますし、筋肉の緊張もほぐれてくれます。
ストレッチは肩だけではなくて、首の周りや腕、背中の筋肉までしっかりと伸ばすことが大事です。
赤ちゃんが起きる前やお昼寝中にストレッチを心がけることです。
ただ、どうしても辛い痛みが緩和しない場合には、整体など専門家による施術に頼るのもひとつの方法です。
子育て中の肩こりなどは完全に治すことはなかなか難しいですが、様々な対策で緩和できるようにすることも大切です。
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