西宮北口 産後の膝の痛み
2016-03-29
産後の膝の痛みは病院や治療院で早めに治療を
出産後育児をスタートして膝の痛みに悩まされているといったお母さんも意外と多くいて、出産前には何ともなかったので不安になる方も少なくないです。
出産後は赤ちゃんのお世話をしなくてはならない大事な時なので、なぜ産後に痛みが起こりやすいのか原因や対処法について知っておくと役立ちます。
妊娠中はお腹に赤ちゃんがいるために体重が急増してしまい膝に対して大きな負担がかかりやすくなっています。
しかし、そのような状況にも関わらず妊娠中は痛みなどを感じることは少ないのです。
その理由は、妊娠中は炎症を抑えるホルモンが多量に分泌されているからで、そのホルモンの影響でほとんどの妊婦が痛みに気づかないだけなのです。
ただ産後はホルモンバランスの変化が起こって、炎症を抑えるホルモンが減少するために、妊娠中の膝の症状が表面化して強い痛みを感じる人が多いのです。
産後に突然現れることが多いことから膝の関節の老化だと捉える方も多いようですが、原因は決して老化だけではないのです。
産後に突然膝に症状が起こる原因としては、先に触れたように妊娠中に過度な体重増加により膝に負担がかかっていてもホルモンの関係で痛みを感じないで産後に痛みが生じてしまうことです。
それから妊娠中の運動不足などが原因で、膝関節の柔軟性が低下してしまい膝関節周辺の筋力が低下してしまうことも原因として考えられます。
また、妊娠・出産時により開いてしまった骨盤が正しい状態で閉じなく歪んでしまっていることも膝に痛みが生じる要因になります。
母乳で赤ちゃんを育てることで体内にあるカルシウムが赤ちゃんの栄養として送られて、お母さんの体内のカルシウムが不足してしまい膝関節の軟骨が弱くなってしまうことも影響しています。
さらに、慣れない赤ちゃんのお世話をすることで、普段の生活よりも動作が多くなりますし、様々な部分に負担をかけてしまっています。
そして赤ちゃんを抱っこしたままで動作することも多くなって、より膝に負荷をかけてしまうことも原因のひとつと言えます。
では、どのような対策をすると痛みを悪化させないで緩和できるのかというと、日常生活を基本的に和の生活かから洋の生活に変えることです。
例えば、布団ではなくてベッドにする、床に座らずにテーブルや椅子を利用する、外出先でも洋式トイレを利用する、雑巾がけでなくワイパーなどを利用するなどです。
その他にも、日常生活における姿勢を意識して、膝に負担がかからない生活を心がけることも大切です。
また、母乳によるカルシウム不足を解消することも必要なので、積極的にカルシウムを摂取しったり、カルシウムの吸収を促進させるビタミンDを摂取したりすることも良いです。
ただ痛みをかばいながら過ごしていると、膝だけでなく他の部位にも支障を起こしてしまうので、痛みがあるのなら早く整形外科などの病院を受診することです。
また、骨盤の歪みや姿勢による体の歪みなども関係しているので、整体院などの治療院で施術を受けることもひとつの方法です。
いずれにしても病院や治療院で早めに治療することが大事です。
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