西宮北口 顎関節症の予防
2017-06-03
健康を保つためにも顎関節症の予防を心がける
柔らかい食事などが要因になって噛む力が弱まって、顎関節を支える筋肉が減少することで発症する顎関節症は、そういう意味では現代人の病と考えられます。
特に、もともと関節や靭帯の弱い女性に発症するケースが多くなっていますが、本当の直接的な原因は生活習慣にあると言えます。
どのような生活習慣に起因するのかというと、1つ目は食いしばりや歯ぎしりと言った顎の筋肉を常に緊張させるような癖で、これにより大きな負担を顎関節にかけることになります。
また、カチカチと音を立てる噛みあわせる癖も悪い習慣で、こうした悪い癖は日常生活でのストレスが要因と考えられます。
2つ目はいつも同じ側の歯で噛む偏った咀嚼で、虫歯や歯周病などから反対側の歯だけで噛むようになってしまう場合も多いです。
3つ目は姿勢の癖や寝相で、寝っ転がって物を食べるたり、横向きでテレビを観たりすると顎に負担をかけることになります。
また意外と意識しないでしょうが、頬杖やうつ伏せ寝も顎に大きな負担をかける要因のひとつなのです。
4つ目は楽器の演奏などで顎を使う特殊な習慣も要因になるもので、ヴァイオリンでは片側の歯を噛みしめて顎に負担をかけてしまいます。
また、口で楽器を固定するような管楽器も要因になる可能性があって、この4つが生活習慣に起因する原因と言えます。
その他の原因としては、歯の噛み合わせが悪いケースで、これは偏咀嚼や歯ぎしり、噛み締めなどの癖につながりやすいです。
その為、先に触れた症状を引き起こす悪い生活習慣を誘発しやすいと考えられます。
顎や首などを強打するなどの外傷も顎関節症の原因になる可能性があるのです。
発症した場合の主な症状としては、食事や話をする時など顎の動きを伴い耳の下辺りの顎関節に痛みが起きたり、その周辺の頬やこめかみなどに痛みが起きたりします。
また、そうした痛みと共に口を大きく開けられない症状が起こることがありますし、重症化すると口が全く開けられなくなる可能性があります。
また稀なケースですが、口を完全に閉じられ亡くなることもあるのです。
痛みはないけど顎を動かすとカクカクと顎が鳴ったり、ミシミシと砂粒を噛むような雑音が感じられたりと音を感じる症状もあります。
噛み合わせの感じが急に変化したり、食べる時に違和感や不快感が起こったりすることもあって、このような症状がある時には発症が疑われます。
このように生活習慣に起因するケースが多いので、発症の予防や症状の改善には生活習慣を改めるセルフケアが大事になります。
まずは顎に負担をかけないことが大事で、食いしばりや噛み締めの癖を改善することです。
また、痛みがあり口が開けづらい時には、固いものを食べるのを控えると共に、無理に大きく口を開けるような食事やあくびにも注意です。
それから悪い姿勢は顎関節に負担をかけるので、日頃から良い姿勢を心がけることが大切ですし、寝る姿勢にも注意するように心がけることです。
ストレッチなどで顎や首周りの筋肉を柔軟にしておくことも予防につながります。
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