西宮北口 五十肩や四十肩のセルフケア
2017-07-29
五十肩もしくは四十肩は、中高年に多く発症する可能性の高い症状です。
放っておいても治る、と治療を諦めている方も多いようですが、辛い症状を少しでも緩和したいなら、整体や整骨院などの施術も検討してください。
また、原因や対処法をすることで、今後訪れるかもしれない五十肩や四十肩に備えておきましょう。
【五十肩や四十肩って何?どんな症状があるの?】
40代、50代の方に多く見られることからその名がついた、と言われている五十肩や四十肩ですが、医学的には「肩関節周辺炎」と呼ばれる病気です。
突然、肩周辺に強い痛みが現れて、動きが悪くなる症状が主で、例えば、髪の毛がブラシングできない、ネクタイがしめられない、シャツが着れないなど、痛みで、日常生活の何気ない行動に支障をきたします。
五十肩や四十肩は、突然痛みが発生する「急性期」と、鈍い痛みに変わり、肩の動きが制限される「慢性期」に分けて考えられます。
急性期では、突然肩周辺に強い痛みが起こり、その痛みが、手の指先にまで広がります。
痛みは、数日から数週間ほど続き、痛みで眠れなくなる事もあります。
その後、痛みが次第に緩和すると、慢性期に移行し、その頃から肩が思うように動かせず、服が着れない、手が上にあがらない、などの不調が現われます。
五十肩や四十肩は、一般的に数週間から半年、長い人では、1年以上も続きますが、その後は自然と症状が軽減し、肩が動かせるようにまで回復します。
ただし、従来のような動きが戻らず、可動域が狭いまま治る事が多いようです。
さらに、高齢になってから五十肩や四十肩の症状が出た場合で痛みの程度がかなりひどいという場合は、別の病気の可能性も高いため、早期に診察を受けるようにしてください。
【五十肩や四十肩の原因って?】
残念ながらはっきりとした原因は分かっていません。
加齢に伴う関節周辺の組織の劣化が主な要因とされていますが、普段の生活習慣や癖、ストレスやホルモンバランスの乱れなども原因として考えられます。
ただし、発症しやすい人には、ある共通点があります。
例えば、肩周辺を酷使するようなライフスタイルにある方や運動で激しく肩周辺を使う方、不良姿勢で、身体の歪みが深刻な場合は、五十肩や四十肩のリスクが高まります。
その他、生活習慣が不規則だったり、睡眠が足りない、食事バランスの乱れ、血行不良を招くストレス、疲労や過度の飲酒や喫煙なども五十肩や四十肩になりやすい傾向にあります。
【五十肩や四十肩になったら?】
急性期では、無理に肩を動かすのは禁物。
肩周辺に負担がかからないよう注意し、安静に過ごすのがポイント。
痛みがあまりにもひどい場合は、病院で薬を処方してもらうなどで対応しましょう。
整体や整骨院でも、マッサージなどによって、痛みの緩和が期待できます。
ただし、別の病気の可能性も考えられるので、まずは、整形外科などで詳しく調べてもらいましょう。
慢性期では、次第に症状が緩和しますが、可動域の制限がかかるようになります。
その頃になっても、安静にしていると、さらに可動域が狭くなる可能性が高いため、少しずつ肩周辺を動かすようにしましょう。
また患部を温めたりすることで、血行を促進し、回復が早くなります。
整体や整骨院によるプロの施術を受けることでより早い回復や再発のリスクが防げるので、このタイミングで施術を受ける事もおススメです。
日頃からできる予防法としては、肩周辺の筋肉を適度に動かすことです。
意外にも、腕を上にあげる、という動作は、日常生活では、ほとんどありません。
そのため、加齢とともに、筋力が低下したり、筋肉の柔軟性が失われ、炎症しやすい状態になるのです。
日頃から、肩周辺の筋肉を動かし、柔軟性を保つ運動やストレッチを取り入れると、五十肩や四十肩のリスクを低く出来ます。
ただし、無理は禁物です。
セルフケアで少しでも痛みや違和感を感じた場合は、速やかにお近くの整体や整骨院、整形外科等で詳しく調べてもらうにしましょう。
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