西宮北口 関節の痛み
2018-03-29
長年の負担で生じる関節の痛み
人間の関節は一方が凸(関節頭)で、もう一方が凹(関節窩)となる骨で構成されていて、その骨と骨の間には関節腔という隙間があるものです。
また関節となる面は関節軟骨で覆われていますし、関節の周囲は関節包で包まれていて、その関節包の内側では滑膜が滑液を分泌して関節腔を満たしています。
それから関節軟骨が骨と骨が直接ぶつからないようにクッション的な役割を持っています。
しかし、スポーツなどにより靭帯や半月板などといった部位を傷めた時や、関節リウマチ・感染性関節炎・痛風発作・インフルエンザなどの病気で、関節の痛みが起こることがあります。
ただ、日本人に最も多い原因は、加齢に伴って骨と骨との間のクッションの役割をする軟骨がすり減って発生するものです。
この変形性関節症が最も起こりやすい部位が膝で、酷使することで膝周辺の腱や筋が張って、歩き始めなどに痛みを感じるようになります。
また、長年に渡って膝に負担をかけ続けることで、膝への衝撃を吸収する関節軟骨や半月板が少しずつ変性したりすることで、炎症が起こり腫れて熱を持ったり膝に水がたまったりします。
そして炎症が慢性的になることで関節包が硬くなって正常に機能しなくなり、膝の曲げ伸ばしがしにくくなります。
関節軟骨がすり減ってなくなってくると、立ち上がったり階段の昇り降りをしたりするなどの際に骨同士がぶつかって痛くなってくることになります。
加齢と共に関節軟骨の柔軟性が失われてくることから、発症頻度は高くなってしまうので注意が必要です。
また肥満で膝に負荷をかけている人や、激しいスポーツで膝を酷使している人などは、それにより発症が早まる傾向にあるので注意したいものです。
関節の痛みの主な原因は日常生活のスタイルが大きく関係していますし、動かさない・膝が痛む・さらに動かさない・さらに痛むといった悪循環に陥ることが多いです。
このようなことにならないためには予防することが大事で、その為にはまず筋肉を鍛えることを心掛けることです。
先にも触れましたが関節を動かさずにいると、周辺の筋肉が衰えて動きが悪くなって、痛む状態を引き起こしやすくなります。
いくつになっても元気に歩くことができるようにするためにも、日頃から適度な運動を心がけて膝周辺の筋肉を鍛えておくことが大事です。
また、鍛えた筋肉が固まってしまわないために簡単なストレッチや定期的な水中ウォーキングなどの有酸素運動をすることも大切なことなのでおすすめします。
それから関節をいたわることや冷やさないことも予防として大事で、普段から膝に負担をかけないよう心がけることです。
また冷やすと周囲の筋肉や腱がこわばって固くなったり、血行が悪くなったりして、筋肉疲労を引き起こすので日々の入浴などで膝を温めることをおすすめします。
膝に負担がかかる動作を避けることやケガを防ぐことも大事で、こうしたちょっとしたことを心掛けることが予防につながるのです。
西宮北口 関節の痛みなら、「活源堂~にしのみや骨盤整体院」にお任せください。