西宮北口 変形性腰痛症の疑い
2017-11-04
腰痛を引き起こす可能性のある障害の一つに「変形性腰痛症」があります。
ここでは、変形性腰痛症の特徴や症状などを紹介します。
【こんな症状がある方は変形性腰痛症の疑いが】
腰の痛みのほかに、以下のような症状がある場合、変形性腰痛症が疑われます。
・腰がだるく、鈍い痛みがある、腰が重たい
・動き初めに腰が痛いと感じる
・疲れがたまると腰が痛くなる
・腰を後ろにそらすと痛みが増す
・腰からお尻にかけて痛みが広がり、足先まで痺れを伴う
・更年期障害を抱えている
主な症状は腰周辺に感じる、不快な痛みです。
特に、朝起床時の第一歩目の動作で腰に強い痛みを感じます。
さらに、背伸びをしたり、胸を張る動作で、腰が痛くなるなども特徴の一つ。
変形性腰痛症は、入浴で身体を温めると症状が和らぎます。
逆に、身体が冷えている起床時は、症状が強まるほか、広範囲にわたる痛みや痺れが起こります。
女性の場合は、骨がもろくなる更年期前後に変形性腰痛症を発症しやすいと言われています。
その原因は、女性ホルモンの急激な低下による骨粗しょう症です。
変形性腰痛症が進むと、脊髄や神経の束である馬尾神経が圧迫され、坐骨神経の症状や間欠跛行、等が見られるようになります。
このような症状が出現すると腰部脊柱管狭窄も併発している可能性が十分考えられます。
【変形性腰痛症って】
背骨は、椎骨という骨の積み重ねで構成されています。
椎骨と椎骨の間には、クッションの役割りを担う椎間板がサンドされており、スムーズな動きを作っています。
しかし、これらの組織は、加齢で劣化し、さらには、長年腰を酷使することで、椎間板がつぶれたり、変形したり、本来の位置から飛び出したりと徐々に正常な機能が失われます。
特に、椎間板は、加齢で水分量が減ると弾力性が失われるため、衝撃を十分に受け止める事ができず、その結果、椎骨同士がぶつかり、摩擦で骨が変形し、棘のように鋭くなった骨が神経を傷ついてたりすると痛みを生じさせる変形性腰痛症になります。
【変形性腰痛症になりやすいのは?】
加齢以外に変形性腰痛症になりやすいのは、日頃から腰に負担をかけている方。
重労働やデスクワーク、長距離運転などが変形性腰痛症になりやすいといえます。
その他、女性ホルモンの減少によって骨の強度がもろくなる更年期の女性。
喫煙や飲酒によって、組織の劣化を早める男性や、標準体重のオーバーで腰に必要以上に負担をかける肥満なども変形性腰痛症のリスクを高めます。
変形性腰痛症を予防、対策するには、上記原因を早めに取り除くことが必要です。
仕事でどうしても重労働や長時間同姿勢を回避できない場合は、帰宅後半身浴等で身体を芯から温め、血行を促進したり、マッサージやストレッチで筋肉のコリをほぐす、疲労を取り除くなどの対策が必要。
また定期的にプロの施術を受けることで変形性腰痛症の高い予防効果が期待できるので、お近くの整体や整骨院を今のうちに探しておくのもおススメです。
さらに、栄養バランスの良い食生活を整えたり、十分な睡眠を確保する、適度に運動を取り入れ筋力アップをはかるなどの対策も必要です。
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