西宮北口 肩関節周囲炎
2015-05-14
50肩とは、この年齢に達した方に多く見られる肩の痛みや違和感といった症状で、40代で発症する40肩と同じです。
また必ずしもこの年齢に限った症状ではなく、20代、30代でも同様の症状が現れるケースもあります。
【なぜ、50肩、40肩は起こるの?】
実は、50肩、40肩の原因は、100%明らかにされているというわけではありません。
正式名称を肩関節周囲炎といい、肩周辺の炎症の事をさします。
肩という部分は、とても広い稼動域があり、前後、左右、上下、斜めなどあらゆる角度に動かすことができる、とても大切な機能です。
ただ、それだけに、構造が非常に複雑。
その周囲には、多くの筋肉や腱、これらを円滑に動かすための滑液包などが存在します。
複雑ゆえに炎症が起こりやすく、特に40代、50代と年齢を重ねることによる骨や筋肉の劣化、運動不足などの原因も加わり、炎症を引き起こしやすい状態にあります。
【50肩は、普通の肩こりとどう違うの?】
姿勢の悪さ、筋肉の緊張、疲労により血液の流れが悪くなる事で痛みを生じるのが肩こり。
しかし、50肩や40肩は、次の3つの原因で発症することが分かっています。
まず一つ目が、上腕二頭筋の腱炎、二つ目が、腱板の損傷や断裂、三つ目が肩峰下滑液包の炎症です。
つまり、肩こりとは、血液の流れが悪くなる事で、体内に蓄積した老廃物が原因。
一方、50肩、40肩は、関節の炎症です。
そのため、肩こりとは違う対処が必要となります。
【50肩、40肩になりやすい人っているの?】
男女、年齢問わず、幅広い方がこの症状に悩まされていますが、中でも40代、50代という年齢に近づけば、発症のリスクが高くなることは明らかです。
ただし、利き腕だからといって必ずしもその腕が50肩になるとも限りません。
しかし、ハードな運動、肩を必要以上に使用する過酷な労働による肩関節の酷使、過去に肩関節を怪我した、という経験のある方は、他の人に比べると一度50肩、40肩になると症状が長引く傾向にあります。
【自然に治るものなの?】
50肩や40肩は、症状を放置してても、1年から1年半くらいでは、自然と治ることは、珍しいことではありません。
特別な処置や病院への通院がなくても、いつの間にか治っていた、という事はよく耳にします。
しかし、その間、生活の不自由さといつ治るのだろうという不安を抱えていることから、別の病気を発症する方も。
また痛みにより、夜も眠れない、日常生活がまともに送れないという問題も発生しますので、早期に回復するためには、病院、もしくは整体、接骨院などを利用し、正しい治療を受けることをオススメします。
【痛みを少しでもやわらげたいけどどうしたらいいの?】
40肩、50肩は痛みが伴います。
その間は、無理をせず、安静にすることが一番の方法です。
それでも痛みを感じる場合には、関節を温める、冷やすの方法を取り入れましょう。
患部に触れ、熱がある、赤く腫れているという場合は、炎症がおきている証拠なので、まずは、冷やすようにしましょう。
ただ、冷やす期間は、およそ2日から3日程度。
これ以上冷やし続ける事は50肩の悪化を招く危険性もありますので、次は、温めることが重要。
中には、一度痛みが治まっても、再び痛みだすこともありますので、一度専門家の判断を仰ぐ事をオススメします。
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