西宮北口 妊婦の腰痛の原因
2017-01-30
妊婦の腰痛の原因と対策方法は?
歩く時に痛い・寝るのも辛い・寝返りをすることもできないなど、妊婦の多くが悩まされる症状のひとつが腰痛です。
妊娠初期から腰の痛みが起こる場合も多少ありますが、お腹が大きくなるにつれて痛みが増すのが一般的です。
ただ、いずれにしても辛い症状ですから、なぜ起こるのか原因を知ると共に対策も知っておくと役立ちます。
妊娠初期に起こる腰の痛みの原因として考えられることは、出産に向けてホルモンが分泌され骨盤を緩めてしまうことです。
妊娠3ヶ月頃になると、赤ちゃんが出産時にお母さんの狭い骨盤を通過できるように、卵巣ホルモンの一種であるリラキシンというホルモンが分泌されます。
このホルモンにより関節や靭帯が緩められて出産の準備ができるのです。
しかし、その結果としてお尻の筋肉や腰の筋肉が、緩んだ骨盤を支えようとして余計な負担がかかってしまい腰に痛みが起こってしまうのです。
出産にとっては大事なホルモンの作用ですが、お母さんの体が緩みやすくなるので辛い症状も起こってしまうのです。
妊娠後期に起こる腰の痛みの原因として考えられることは、姿勢の変化により背部が張るためです。
先に触れたホルモンの影響と共に妊娠することで胎児の体重を含め10kg前後体重が増加して、その影響によって姿勢の変化が発生してしまいます。
また、お腹が大きくなって重心が前方に移動することで骨盤や腰椎が前方に傾くために、背中の筋肉で支えて後方にバランスをとろうとします。
それにより常に背中が張った状態になるので、背部痛や腰の痛みの原因になってしまうのです。
では、日常生活で可能となる妊婦の腰痛に効果的な対策法としては、どのようなものがあるのでしょうか?
体の冷えは妊娠中に限らず腰の痛みを起こしてしまう大きな原因になるので、体の冷えを予防することは対策として大事なポイントになります。
入浴をシャワーだけで済ませないで、体を芯から温めてリラックスする習慣を心がけることです。
物を持ち上げる時に立ったまま腰を丸めると、お腹だけではなく腰にも負担が大きくかかってしまうので、片方のひざを床に付けたままゆっくりと持ち上げ立ち上がるようにすることも対策になります。
蒸しタオルを患部に当てることで血行を良くすることも腰の痛みを軽減する対策としてあります。
濡らしたタオルを軽く絞り電子レンジで適度な温度に温めると手軽に用意できるので実行してみると良いです。
寝具や寝方を見直してみることも対策になるもので、体の沈み込みが少ない硬めの寝具に変えると腰の痛みを軽減することがあります。
また、寝方を横向きに変えたり抱き枕や丸めた毛布を抱く寝方に変えたりすることも効果的です。
骨盤を支える専用の骨盤ベルトを活用することで、ホルモンにより緩んだ骨盤を固定して腰への負担を軽減することができます。
また、専用ベルト以外にも生ゴムのベルトや太めのサラシなどで代用することも可能で、お腹の下太ももの付け根あたりに巻くようにすると良いです。
妊娠中に適したマタニティヨガや整体・整骨院での施術も妊婦の腰痛改善に効果的なので、医師に相談して問題がなくて経過が順調なら行ってみると良いです。
西宮北口 妊婦の腰痛の原因なら、「活源堂~にしのみや骨盤整体院」にお任せください。