西宮北口 腰椎椎間板ヘルニアのリスク
2017-08-19
【腰椎椎間板ヘルニアってどんな病気なの?】
椎間板とは、骨と骨の間に存在し、クッション性の役割りを果たします。
髄核と呼ばれる水分をたっぷり含んだ組織と、それを覆うコラーゲンを主成分とする繊維輪で構成されます。
しかし、その椎間板が、何かしらの原因で、本来あるべき場所から飛び出すと、近くを通る神経を傷つけ、さまざまな症状を出現させます。
組織が本来の場所から飛び出す事を「ヘルニア」と呼びます。
腰椎椎間板ヘルニアは、腰椎の椎間板が飛び出した状態。
詳しくは、椎間板の繊維輪の組織に亀裂が生じ、その中央にある髄核が飛び出した状態です。
突出した髄核が神経根や馬尾神経を圧迫し、神経が炎症を起こし、痛みが現われます。
【腰椎椎間板ヘルニアの原因は?】
椎間板の加齢が主な要因ですが、重い荷物を持つなどの重労働で腰に過度の負担をかけたり、運動などで腰をひねる、ジャンプ着地などで腰に過度の負担をかける、なども椎間板の劣化を引き起こす要因と考えられます。
また、喫煙などの影響やストレス、不良姿勢なども深く関わっていると言われています。
特に不良姿勢は、何気ない動作で、常に腰に負担をかけることとなりますので、早めに改善するようにしましょう。
さらに、標準体重を大幅にオーバーする肥満も腰への負担が大きくなります。
【腰椎椎間板ヘルニアになったら?】
治療法hあ、保存療法と手術療法があります。
保存療法としては、痛みを抑えるために行なう局所麻酔やステロイド薬などの注射で痛みが軽減できます。
その他薬物療法や理学療法などで、少しずつ症状の改善を目指します。
一方、保存療法で一向に改善が期待できない場合などで、手術両方を選択します。
中でも、排尿や排便に障害をきたす場合は、48時間以内に緊急の手術を受けるよう進められています。
上記以外の方法としては、整体や整骨院で症状の緩和が期待できる場合もあります。
最適な方法を少しでも早く見つけるためにも、少しでも腰周辺に違和感や痛みを感じたら、速やかに詳しい検査を受けてください。
【日常でできる予防や再発防止は?】
腰椎椎間板ヘルニアを予防、再発防止するには、腰への負担を軽減するなどの工夫が必要です。
また、腰周辺のストレッチや筋トレ、体重の増加を予防するなどでも、腰椎椎間板ヘルニアへのリスクが軽減できます。
さらに具体的に日常生活で気をつけたい事をまとめてみましたので参考にしてください。
・その1「姿勢」
長時間同じ姿勢を取らない、立ち仕事をしない等、腰に負担がかかるような動きや動作に注意が必要です。
適度に休憩を挟んだり、時々ストレッチなどで筋肉をほぐす、血行不良を改善するなどの工夫をしましょう。
また、椅子に座る場合は、深く椅子に腰かけたり、高さを調整しながら、楽な体制で仕事ができるようにしましょう。
運転の場合も同様に、クッションなどを取り入れたり、シートを調整したりするなどの方法で、腰への負担を軽減してください。
猫背やO脚の場合も腰への過度の負担がかかるので、骨盤矯正や不良姿勢矯正等を整体や整骨院で早めに受けるようにしてください。
・その2「筋トレ」
腰周辺の組織は加齢で劣化し、十分な安定を保つことが難しくなります。
すると、腰椎椎間板ヘルニアのリスクが高まるため、適度な運動で筋肉を強化するようにしましょう。
筋トレによって、腰周辺の筋肉を強化できるほか、肥満防止にも繋がります。
体重によって腰への負担も軽減できるので若いうちから早めに運動を取り入れるようにしてください。
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